posted: 2020/09/14
update: 2020/09/14
2020年10月3日、ベルギーのトランジンヌの町にある宇宙テーマパーク「ユーロ・スペース・センター(ESC)」が10月3日にリニューアル・オープンする。
1991年に開園したESCは2019年8月末に改装工事のため閉園となった。この改装工事のため1300万ユーロの予算が投入されたとのこと。
本来、再開園は7月の予定であったがコロナウィルスの影響で工事が遅れてしまった。
ESCはセントリフュージや火星の様子を模した火星村など体験型アトラクションそ揃えているほか、子供たち、学生たちへの教育施設としても利用される。
トランジンヌの町のすぐ隣の町のルデュには欧州宇宙機関(ESA)の欧州宇宙セキュリティ・教育センター(ESEC)ある。ESECはESAのProbaミッション管制センター、宇宙気象データセンター、ESA教育研修センター、ESA地上局ネットワーク施設などで構成されている。
トランジンヌまでの距離はフランスのパリからは約300km、ベルギーのブリュッセルからは約130km。世の中の状況も日々変わるので、行ってみたい方は出かける前にインターネットか電話で開園情報を確かめることをお勧めします。
ソース:7 sur 7 ベルギー(09/09/2020)、ESCのサイト、ESAのESECのサイト
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N20200914-01
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。