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EUのコペルニクス計画センチネル6、スペースXにより軌道投入

P20201123 Sentinel 6.jpg2020年11月21日、スペースX社はカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地で欧州連合(EU)のコペルニクス地球観測プログラムのレーダ海面高度観測センチネル6マイケル・フライリッキ(Sentinel-6 Michael Freilich)/Jason-CS衛星の打上げを行い、同衛星の軌道投入に成功した。

2009年に実施が決定されたセンチネル6ミッションはEU、欧州宇宙機関(ESA)、仏国立宇宙研究センター(CNES)、欧州気象衛星開発機構(Eumetsat)の欧州側とNASA、アメリカ海洋大気局(NOAA)のアメリカ側との共同プログラムで、センチネル6Aと6Bの2機の衛星を開発・運用するものである。

センチネル6はEUコペルニクス衛星シリーズの第5弾であり、海面レベル観測のJason衛星シリーズの4機目となる。欧州とアメリカの海洋/海面レベル観測は1992年に始まったCNESとNASA共同のポセイドン・トペックス(Topex-Poseidon)そしてJasonシリーズとおよそ30年続けられている。

センチネル6AはエアバスDS社がプライム・コントラクタとして納入し、タレス・アレニア・スペース社(TAS)は主要機器の製造を担当している。打上げはNASAが受け持ち、スペースXに委託した。

2020年初頭、センチネル6にはNASAの地球科学部門に貢献した故マイケル・フライリッキ(Michael Freilich)博士の名前がつけられた。

センチネル6衛星の2機目となるセンチネル6Bは2025年に打上げられる予定で、センチネル6シリーズでの観測は少なくとも2030年までは継続される予定。


ソース:ESA(21/11/2020)、A&C(23/11/2020)

文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)

No:N20201123-01