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ドイツ航空宇宙センター(DLR)、アンケ・カイザー=ピッツアーラ新長官就任

P20200824 Sofia.jpg2020年10月1日、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の新長官にアンケ・カイザー=ピッツアーラ博士が就任した。彼女は2015年から5年間長官職を務めたパスカル・エーレンフロイント前長官の任務を引き継ぐ。カイザー=ピッツアーラ博士がDLR長官になることは2020年3月のDLR理事会にて満場一致で決まっていた。

DLRの主要な取組み分野は航空、宇宙、エネルギー、交通運送、安全保障、デジタル化である。9000人以上のスタッフがドイツ30ヵ所にある51の研究所で働いている。

カイザー=ピッツアーラ博士はルール大学ボーフム(RUB)とダルムシュタット工科大学でで機械工学を学び、1995年RUBで博士号を取得した。その後ベルリンのハーン=マイトナー研究所、ベルリン工科大学で勤務を続け、2003年からはRUBや、ウィーン工科大学の機会科学・技術研究所で教鞭を執っている。

続いてデュッセルドルフのマックス・プランク鉄研究所社の取締役、取締役社長、RUBの教授を経て2008年にベルリンのヘルムホルツ協会の機械・エネルギー研究所科学本部長に就任した。そして2017年5月からはブラウンシュヴァイク工科大学の学長を務めていた。


ソース:DLR(01/10/2020)

文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)

No:N20201001-01