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CNES、カナダ宇宙機関(CSA)と協力で成層圏気球キャンペーン

P190901 Stratos Ballon.jpg2019年8月25〜27日、カナダ宇宙機関(CSA)のティミンズ成層圏気球基地でStrato-Science 2019 科学研究成層圏気球キャンペーンが行われ、仏国立宇宙センター(CNES)の気球2機とCSAの気球2機による科学実験・観測が行われた。


Strato-Science 2019は2012年にスタートしたCNESとCSAの協力プログラムStrarosの枠組みで行われた。Stratosプログラムでは2013年以来毎年キャンペーンが行われている。ティミンズ、キルナ(スウェーデン)やアリス・スプリングス(豪)のセンターがそれらキャンペーンに利用されてきた。


今回CNES側は「Cabux」と「 Pilot」の 2機を用いた。Cabuxの飛行は8月25日に行われ最高高度30km以上まで上昇した。飛行の間Cabuxでは複数の高度でナセルに積んだ主要6機器による実験・観測が行われた。Pilotは2015、2017年に続いて今回で3度目のStoratos参加となる。CNESとCSAのこの4機にはカナダ側の11機器を含めハンガリー、ドイツ、イギリスなど他の国の研究機関のものも搭載されている。



ソース:CNES(28/08/2019)、CSA、CNESの成層圏気球部門

文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)

No:N20190901-01