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仏露宇宙協力:MAKSエアショーの機会に

P190830 France Russe.jpg2019年8月27日、モスクワ近郊で開かれているMAKS国際航空ショー(8/27-9-1)の機会に、仏国立宇宙研究センター(CNES)のルガル総裁はロスコスモスのロゴージン長官はじめ、ロシア連邦水文気象環境監視局 (Roshydromet)長官、ロシアの中央航空流体力学研究所(TsAGI)の長官らと会談し、フランスとロシアの宇宙協力の存続を確認しあった。


2018年、CNESとロスコスモスは宇宙科学協力について枠組み合意を結んでいる。これは新しいプロジェクトの促進を目的とするもので、協力テーマは宇宙生物学、ロシアの太陽観測機を利用した太陽研究、ロシアの月探査へのフランスのロボティクスとナヴィゲーション技術の提供、宇宙研究、気象研究など複数挙げられていた。


その中で最も進んでいるものは2022年に打ち上げられる予定のロシアの生物研究衛星Bion-M2に搭載される実験で、現在機器の開発・製作はCNESの指揮の下フランスのメーカチームによって進められている。 今回ルガルCNES総裁とロゴージン長官はこのBion-M2に搭載の実験プロジェクトを引き続き進めていくことで合意署名を行なった。

気候変動対策もCNESの1つの大きな優先課題である。今年(2019年)6月のパリ・エアショーの際に宇宙気象観測機関(SCO)のための基本合意が署名された時、ルガルCNES総裁はRoshydrometのSCOへの協力を呼びかけていた。以前にCNESはロスコスモス、Roshydrometと共に気球を用いたプロジェクトを実現している。CNESはこの協力を更新していきたい考えである。SCOの署名機関の最初の会合は10月のIAC大会の機会に行われる予定。



ソース:CNES(28/08/2019)

文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)

No:N20190830-01